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[Hugo]ブログ構築メモ(1)-Hugoとテンプレート

Windows10のノートPCに Hugo というスタティックジェネレーターをインストールして、このブログを構築しています
作ったブログは、GitHub Pages にアップして運用しています

今のところ気に入っているのは

  1. ブログの管理が GitHubで行えること
  2. ブログ用の運用サーバーが不要なこと (ありがとう!GitHub)
  3. GitHubにPushしたら、werckerの自動ビルドでGitHubPagesにアップすること

この3点かなー
今日は上から2番目までのブログ構築部分(つまりHugoの部分)をメモしておきます


インストール (というか単なるexeファイル設置)

わたしが 2015/9/9 現在ダウンロードしたバージョンは v0.14 です
Hugoはexeだけで動くので、適当なディレクトリに置きます
わたしは

C:\Library\Hugo\bin\hugo.exe

に設置することにしました


ブログ新規作成

Windows標準のコマンドプロンプトで作業します
このとき既に、ブログを作ろうとするディレクトリが存在していたら、ブログ作成は失敗するので、気を付けてください

FATAL: 2015/09/09 C:\Users\haruk\Dropbox\sites\Blog already exists and is not empty

リネームなどして、再チャレンジ
うまくいくと、何の反応もなく終わります

C:\Users\haruk\Dropbox\sites>c:\Library\Hugo\bin\hugo.exe new site Blog

C:\Users\haruk\Dropbox\sites>

ディレクトリ構造の確認

C:\Users\haruk\Dropbox\sites>cd Blog
C:\Users\haruk\Dropbox\sites\Blog>dir
 ドライブ C のボリューム ラベルは MyWindows です
 ボリューム シリアル番号は xxxx-xxxx です

 C:\Users\haruk\Dropbox\sites\Blog のディレクトリ

 2015/09/09  20:29<DIR>  .
 2015/09/09  20:29<DIR>  ..
 2015/09/09  20:28   270 .gitignore
 2015/09/09  20:28<DIR>  archetypes
 2015/09/09  20:28   107 config.toml
 2015/09/09  20:28<DIR>  content
 2015/09/09  20:28<DIR>  data
 2015/09/09  20:28<DIR>  layouts
 2015/09/09  20:2836 README.md
 2015/09/09  20:28<DIR>  static
   3 個のファイル 413 バイト
   7 個のディレクトリ  80,351,985,664 バイトの空き領域

C:\Users\haruk\Dropbox\sites\Blog>

あっという間に自作ブログのベースは完了です
次はテンプレートを落としてきます


テンプレート適用

GitHubから有志の人たちのテンプレートを拝借してきます

たくさんテーマがあるけど、まじでうざいテーマしかない
おっと失礼しました
自己主張が激しいテーマが多いです

とりあえず、GitHubのスター数が多いテンプレートをチェックしてみました
中でも一番自分が気に入ったものが、hyde-x

テンプレートは自分のサイトの顔になるので、色々悩みましたが
結局はデザインよりも機能が一番多いのがいいんでない?という発想で選びました

コンフィグファイルに

  • GoogleAnalytics
  • GitHub
  • Bitbucket
  • LinkedIn
  • Facebook
  • Twitter
  • GooglePlus
  • Gravatar

が揃っていたので、自分であれこれする手間も省けるかなーという印象

GooglePlusはもう今ではダサいんじゃね?
というアドバイスを受けたので有効にしていません\(^o^)/
同様、Gravatarもいらんやろ…と思いましたが、アイコン代わりに仕方なく使いました

Gravaterは自分でハッシュ作成をしないといけなかった
とゆーか、こんな変換くらいサイトで提供してよ… イマドキプログラマに変なところで手間かけさすなよなーいやまじで(‘ε’)
https://ja.gravatar.com/site/implement/hash/

話が多少逸れましたが、この hyde-x をテーマとして、Gitコマンドを使って適用します

わたしは、SourceTree内蔵のGitを使ってみました
%USERPROFILE%\AppData\Local\Atlassian\SourceTree\git_local\bin
(参考)https://answers.atlassian.com/questions/245850/how-to-run-a-git-command-as-a-custom-action

“c:\Program Files (x86)\Git\bin\git.exe とか持っているなら、それでも可

themes ディレクトリの下で作業します

C:\Users\haruk\Dropbox\sites\Blog\themes>C:\Users\haruk\AppData\Local\Atlassian\SourceTree\git_local\bin\git.exe clone https://github.com/zyro/hyde-x
Cloning into 'hyde-x'...
remote: Counting objects: 358, done.
remote: Total 358 (delta 0), reused 0 (delta 0), pack-reused 358
Receiving objects: 100% (358/358), 253.37 KiB | 175.00 KiB/s, done.
Resolving deltas: 100% (153/153), done.
Checking connectivity... done.

C:\Users\haruk\Dropbox\sites\Blog\themes>

C:\Users\haruk\Dropbox\sites\Blog\config.toml をhyde-x用に修正しましょう
hyde-xテーマのサイトに解説が書いてあるので、それをそのままコピペします
タイトルやTwitterアカウントなど、自分に必要な情報を更新します

他のジェネレータも同様ですが、
コンフィグは結構、個別テーマに依存した項目になっているので(元のHugoの機能が少ない)別テーマでは使えないかもしれない点は注意です


ブログ投稿

contentの 下に postディレクトリを作り、ブログ更新するMDファイルを置きます

C:\Users\haruk\Dropbox\sites\Blog\content\post

わたしの場合、hyde-x が post の下、という仕様だったからであって
他のテンプレでは違うかもしれません
とにかく、ここの post の下に、以下のマークダウンファイルを用意します

<20150909-HugoInstallAndTheme.md>

+++
date = "2015-09-09T01:11:00+09:00"
draft = false
title = "[Hugo]Hugoブログ構築メモ-WindowsインストールとHugoテンプレート"
categories = ["Hugo"]

+++

Windows10のノートPCに [Hugo](http://gohugo.io/) というスタティックジェネレーターをインストールして、このブログを構築しています  
...(以下略)

ルート C:\Users\haruk\Dropbox\sites\Blog\ に移動し、Hugoコマンドを実行します

C:\Users\haruk\Dropbox\sites\Blog\themes>cd ..

C:\Users\haruk\Dropbox\sites\Blog>c:\Library\Hugo\bin\hugo.exe server -w
0 draft content
0 future content
5 pages created
1 paginator pages created
5 categories created
in 201 ms
Watching for changes in C:\Users\haruk\Dropbox\sites\Blog/{data,content,layouts,static,themes\hyde-x}
Serving pages from C:\Users\haruk\Dropbox\sites\Blog\public
Web Server is available at http://127.0.0.1:1313/
Press Ctrl+C to stop

ブラウザで http://127.0.0.1:1313/ にアクセスすると、サイトが出来ています
実際には、public 以下にHTMLがジェネレートされているので、public以下を自分の GitHub の gh-pages ブランチにアップすると、自前ブログの完成(^^)

これも余談ですが、CNAMEファイルを置くと、独自ドメインが使えますね   (これ、ファイル名が大文字じゃないとダメでした)


簡単に構築は出来たが…

ここまでだと結構簡単にできますが、ここから先は、自分で頑張るしかない部分です…

何がって?
結局最初に諦めた、デザインのことと
CMSに当たり前にあって、Hugoには無い機能を、実装していく必要があります

今のこのブログは、先ほどの hyde-x テンプレートを改変しまくっています
とはいえ、トライ&エラーの繰り返しだったので、解説まではできないかも…
テンプレートやHugo本体の解説は、また気が向いたときにするということで許してください

それよりは次回は、CIツールである wercker の設定をメモします
(次へ続く)

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